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  • respectohadano

議案第40号反対討論

議案40号 債務負担行為補正

表丹沢野外活動センター指定管理料(R4年度からR9年度)約2億円


<反対討論原稿>

反対理由は、指定管理料4000万円/年が高すぎる、払い過ぎだと考えるから

「払い過ぎる」とどうなるのか?というと、二つある


1、財政削減効果が薄れる


①先日の委員会で執行部が説明した財政削減効果額


管理運営費4840万円(平成30年〜令和2年までの平均値)


指定管理料4000万円


差額    840万円


財政削減効果額 840万円✖️5年間=4200万円


しかし、これはあくまで支出ベースの話


②そうではなく収支ベースで考えるべき


コロナによる影響を受けていない平成30年、令和元年の2年間の収入の平均値


収入580万円


支出ベースでの差額840万円➖収入580万円=260万円/年間


260万円✖️5年間=1300万円(実質的な財政削減効果額)


指定管理料を4000万円も払ってしまうと、5年間で財政削減効果額1300万円と効果があまりない


2、指定管理者にとっては、リスクほぼ「0」という状況ができてしまう


指定管理者の収入


秦野市からの指定管理料4000万円/年+これまでの収入580万円/年=4580万円


今の状態で、積極的に自主事業なんてしなくとも、管理運営費4840万円をほぼ「ペイ」できてしまう


先日の委員会での執行部の説明によると、指定管理者制度移行によるメリットは二つ


一つは、効率的な管理運営→これは管理運営する側のメリット


もう一つは、サービスの向上

市民にとってのメリットは、指定管理者の自主事業によるサービスの向上

ここに期待するしかない


つまり、自主事業を積極的に行ってもらい、サービスの向上をはかってもらうことが、市民にとってのメリットとなる


それじゃ、指定管理者に自主事業を積極的に行ってもらう環境を作るにはどうしたら良いか?を考えた時に、企業側に、もっとリスクを共有してもらうべきなのではないか。


僕は、元々、この指定管理への移行は反対の立場だった

4800万円ある管理運営費(一般財源からの持ち出し分)も、今の収入を

2倍にできれば、収支もマイナス3600万円ぐらいになって、「御の字」ではないか?


外の力にばかり頼るのではなく、もっと職員の力を信じても良いのではないか?


「インターネットでの予約システムも構築できない秦野市役所でいいのか?」

「今の収入を2倍に増やすことが、そんなんに難しいことですか?」

と若い職員の方に問いたい


自分たちでやれば、指定管理料(4000万円>3600万円)を払うより、財政削減効果ももっと高められ、職員の能力も向上して、市民にとっても安価な価格をキープできたのではないのか


また、手作りの星座版のような数字には表せない本当に価値のあるサービスを失わずに済むのではないのか


最後に、財政削減効果額について一言補足


先日の委員会終了後に行政経営課の課長が僕のところによってきて

「そういえば、伊藤議員、一つ言い忘れたことがありまして、、、」と再任用職員の人件費(センター長の人件費)も含めた収支で財政削減効果額を考える必要があると言ってきた


しかし、再任用職員の人件費を野外活動センターの財政削減効果額に含めるのは無理がある


そもそも、委員会でどうしてそれを言わなかったのか?本当に言い忘れたのか?


再任用職員とは「定年退職等により一旦退職した者を改めて採用するもの」であり、定年後の再就職先の確保や労働力の確保という観点から本来、削減するべきものではない


野外活動センターのセンター長も、ご本人が希望されれば、どこか他の場所で引き続き

再任用職員として、働き続けられるのではないか?


「ものはいいよう」なのはわかる


しかし、この場で議論すべきことは、本質の話であって、こうした後出しジャンケン的な

「もののいいよう」は、議論を本質から遠ざけてしまう


以上、反対討論






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