言葉は少し難しいが「充当一般財源等」という考え方がある。
ちなみに前回の数字は「決算額」における教育費と土木費の構成比。
下記の図を見て頂きたい。
秦野市の歳入(収入)の体系をざっくり表している。
![](https://static.wixstatic.com/media/2676a2_95a3d4f6ba094dd0bc676d77032998fb~mv2.png/v1/fill/w_49,h_37,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/2676a2_95a3d4f6ba094dd0bc676d77032998fb~mv2.png)
一般財源は、市民税、地方交付税など、市の自由に使えるお金のこと。
特定財源は、使い道が決まっているお金のことで、道路整備に対する国庫支出金や公共施設の使用料など。
「充当一般財源等」とはこの自由に使えるお金(一般財源)がどこにどれだけ使われているのかを示している。
歳出(支出)こそ首長の政治姿勢やお金の使い方のセンスを表す分野であり、その具体的な方法の一つが「充当一般財源等」をチェックすることである。
下の二つのグラフを見て頂きたい。
(1)充当一般財源等の占める割合(土木費)秦野市>類似団体
![](https://static.wixstatic.com/media/2676a2_0d65f38fa58945cabf0f33d3d0add189~mv2.png/v1/fill/w_49,h_34,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/2676a2_0d65f38fa58945cabf0f33d3d0add189~mv2.png)
(2)充当一般財源等の占める割合(教育費)秦野市<類似団体
![](https://static.wixstatic.com/media/2676a2_3932219a115b4fc08ad4f7e71b30f6c5~mv2.png/v1/fill/w_49,h_35,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/2676a2_3932219a115b4fc08ad4f7e71b30f6c5~mv2.png)
前回と同じような結論だと思われた方もいると思うが、今回は「決算額」ではなく「充当一般財源等」から土木費と教育費を見た。次回はまた別の角度から見ていきたい。