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  • respectohadano

増え続ける道路

先日行われた環境都市予算委員会で「市道維持補修費」及び「秦野SA(仮称)関連道路施設整備事業費」について質問しました。結構、長いので結論から載せております。


(結論)

増え続ける道路に対して、市道維持補修費は、ほぼ横ばい。

道路の管理瑕疵による損害賠償の専決処分が毎回議会にあがってくるのは、ある意味、当然。

道路が増え続けているのに、費用を増やせなければ維持管理ができなくなってくる。

道路は一度作ったらハコモノと違って「たためない」という性質がある。

増え続けて行くしかない。

上下水道はまだ料金システムがあるが、道路はそうはいかない。


これに対して、我々は明確な作戦(マネイジメント計画)をしっかり持たなければならない。


クリーンセンターへの都市計画道路造成の話。

全体として明確な作戦も持たずに、道路を造ることを約束してしまう。


傍聴席には、地元市民

質問するのは、地元市民の票が欲しいベテラン議員

それに答えるのは、ベテラン議員の所属する会派に支持されたい首長


それぞれの利益のために、「口利き」をする。


この構図。これをやっているうちは、日本の政治は決してよくはならない。

「全体のこと」や「将来のこと」を考えずに、それぞれの「部分益」を求める。


みたいなことを言ったら、個人への誹謗中傷だと発言の撤回を求められる。


【1次質問】

予算説明書P145・7-2-2「010市道維持補修費」及びP147・7-2-3「030秦野SA(仮称)関連道路施設整備事業費」について伺います。

◯認定市道について

・私の認識では、市が管理する道路は年々増え続ける一方、維持補修費は横ばいのため、維持管理の限界にきていると思っています。そこで、本市が管理する認定市道の延長はどの程度か、まずお伺いしたいと思います。

【1次答弁(建設総務課)】

 認定市道の延長ですが、令和2年4月現在、路線数は2,895路線、道路延長は647.6キロとなっており、令和元年度の1年間で1.8キロの増加となっています。なお、市道延長は、一昨年の平成30年度も概ね同程度の1.9キロ増加となっています。

【2次質問】

◯市道維持補修費の推移について

・1年間で市道延長が1.8キロ増加していることがわかりました。一方、市道維持補修費の新年度予算額は2億8千万円となっていますが、事業費の経年推移はどのようか伺います。

【2次答弁(建設管理課)】

 市道維持補修費の推移についてお答えします。

 この事業は補修工事や国庫補助金を活用した舗装打替え工事といった市道の維持管理を行う事業です。

 そのうち、国庫補助事業などは、毎年の要望額や内示率によってバラツキが生じるため、前年度との比較が可能な市単事業の市道の補修や維持管理費で比較しますと、令和元年度は約2億7百万円、令和2年度の約2憶4百万円、令和3年度は桜並木魅力向上事業費の工事請負費2千万円を含み約2億4百万円となり、ほぼ横ばいとなっています。

【3次質問】

◯新たな都市計画道路の計画

・市道の維持管理費用が増えない中、新たな道路となるスマートICと中心市街地を結ぶ構想路線(都市計画道路)及び矢坪沢の整備に向けた測量を実施するようですが、今後、新たな都市計画道路の整備を進めるのか、お伺いします。

【3次答弁(道路整備課)】

 新たな都市計画道路の整備ついて、ご説明いたします。

都市計画道路は、市民生活において重要な役割を担っている自動車交通を支え、都市の骨格の形成に必要となる道路網を構築するものです。

 秦野市の都市計画道路は、全体のうち約36パーセントの整備に留まっているため、都市計画道路の整備は、まだまだ必要であると考えております。

 ご質問の、今後の都市計画道路の計画についてですが、現在、新東名高速道路(仮称)秦野サービスエリア・スマートインターチェンジから市街地へのアクセス性を高めるため、北地区の矢坪沢沿いに、延長:約1,200メートル、幅員:16mの構想路線の整備を計画しています。

 令和3年度は、この構想路線の整備に向け地形測量、用地測量等の実施を予定しています。

 また、令和4年度に実施設計及び用地取得を行い、戸川地区土地区画整理事業と調整を図りながら整備を進めて行きます。

 なお、総事業費は、実施設計を行っていない段階の中では、概算金額として約25億円を想定しています。




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