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【地産地消と学校給食について】原稿③

「産業利用促進ゾーンを今の農地のまま利用できないのか?」というシンプルなご提案


有機を生かした街のイメージ作り戦略は、移住にとってもウリになる


道の駅のような小さな直売所を作る


徐々に拡大していけば、農地を売りたい地主の方の想いにも、自然と応えていける


高度経済成長期、日本は4速で走っていた しかし、この30年間で徐々に減速、現在は2速まで落ちて、コロナ危機を迎えた 僕には、それを昔と同じやり方で(戸川土地区画整理事業)無理やり、4速に戻そうと しているようにしか見えない 時代が違うのだから、所詮、無理なんですよ、トリクルダウンなんて起こらない

そうではなく、持続可能な3速を目指す!!

これからの人口減少も考えた、身の丈にあった3速


<原稿>


③戸川土地区画整理事業の代替案としての「食と農のテーマパーク」について 7月末に農協から提出された要望書の「農業基本政策」には、 ・新東名開通を農業振興に役立てて欲しい ・具体的には、地元農産物の販売先の確保や観光客の取り込みなど、検討して欲しい と書かれてある 今日は代替案ということで 「産業利用促進ゾーンを今の農地のまま利用できないのか?」というシンプルなご提案

資料⑥をご覧ください 2000年から2018年までの「農協の農産物取扱額の推移」 秦野市全体の農業産出額が減少する中、農協の取扱額は2002年に開設した 「じばさんず」の取扱高が大きく増加したことにより、おおむね、年間20億円の 水準をキープ 市場等へ出荷する「共販分」が大きく減少している一方で、大型直売所である 「はだのじばさんず」は年間9億円程度にまで成長 質問11 「はだのじばさんず」の好調さは、「地産地消の潜在需要の多さ」を表していると 思うのですがどうですか? 回答11 「じばさんず」が好調である理由の一つとして、比較的安価に新鮮な農産物を購入できる というメリットが挙げられると思いますが、令和2年5月に農林水産省が行った 都市農業への意識調査で、新型コロナ感染症が拡大する中で、都市農業が農産物の 安定供給に果たす役割について「多いに高まっている」「ある程度高まっていると思う」 という人の回答が過半数を超えていることからも、安全・安心な農産物を身近で購入 できる環境がより以前に増して求められている状況にあると思います。 農協さんは、以前、SA内に直売所の出店を検討していたそうです しかし、出店料が高くて計画を断念せざるを得なかった また、現在、国土交通省は、高速を途中下車しても、料金はそのままの「賢い料金」を 全国23カ所の道の駅を対象に、社会実験を行なっているそうです 道の駅への立ち寄りを可能とすることで、利用者増加による地域活性化が期待出来る としている 質問12 「じばさんず」とは差別化した「道の駅のような直売所」を、あの戸川の土地に 作ってはどうか?課題は何か? 回答12 直売所を増やすことについてですが、現状の「じばさんず」の状況を鑑みると、 出荷される農産物の供給量に限りがあり、午前中で殆どが売り切れてしまう日もある という状況です。「じばさんず」との差別化の内容にもよるとは思いますが、 直売所を増やすことについては、農産物の供給量の面での課題があると考えております。 総量、分母は、学校給食とセットで育てればいい! 「じばさんず」との差別化は、有機農業で図ればいい! 直売所のサイズは、「じばさんず」の1/3ぐらいの大きさから、始めればいい! そうすれば、リスクをいきなり全部負わなくてもすむ 徐々に生産が増えていけば、それに合わせ拡大していけばいい 現行の「じばさんず」は開店直後にピークを迎えるが 商品が売れて、品ぞろえが薄くなる午後には、徐々に客足は減っていく だから、一緒に「農家レストラン」も作ればいい 使用する食材は、原則、直売所の食料や調味料、地場産のみ ジビエ料理も一緒に出したらいい そうすれば、朝だけじゃなく、昼と夕方の1日3回、ピークを迎えることができる 「農家カフェ」もあるといい 丹沢の稜線の見える「里山の原風景」を堪能できるオープンカフェ 旬の果物や野菜を使ったフレッシュジュース、ジェラード工房、地元産小麦のパン工房 また、高速までの立地の良さを生かし、体験型の観光農業も組み合わせ、 観光客も取り入れる 有機農業の新技術や新品種を学べる研修施設、市民農園、中級者用貸し農園、 上級者用研修ハウスもあると良いでしょう こうして拡大していけば、農地を売りたい地主の方の想いにも、自然と応えていける 矢坪沢の整備も合わせ、あの土地一体を「食」と「農」のテーマパークにする 有機を生かした街のイメージ作り戦略は、移住にとってもウリになる そして、最終的には、地域イメージとしての産地化、地域ブランドを確立する 幸いにして、秦野には日本一の秦野名水がある 日本一の名水に育てられた農産物が美味しくないわけがない そいういう地域イメージとしてのブランドを内外にアピールできる そんな「食と農のテーマパーク」 withコロナ時代の新しい秦野の1ページ 100年後に振り返った時に、この戸川の問題が一つの転換点となって、秦野市は 持続可能な街づくりへと舵を切り替えた 高度経済成長期、日本は4速で走っていた しかし、この30年間で徐々に減速、現在は2速まで落ちて、コロナ危機を迎えた 僕には、それを昔と同じやり方で(戸川土地区画整理事業)無理やり、4速に戻そうと しているようにしか見えない 時代が違うのだから、所詮、無理なんですよ、トリクルダウンなんて起こらない 僕は公共事業が必要ないなんて、思ってはいない 経済にとって、血流(血)を、送り込むことは大切でしょう しかし、どうせやるなら、血管の詰まりを取り除いてから血を送ってやらないと、 今のように一部の人たちだけが、得をする世界ができてしまう そうではなく、持続可能な3速を目指すんです!! これからの人口減少も考えた、身の丈にあった3速 急ぐ必要はない、一度に全部のリスクを負う必要もない 46億もかかる戸川土地区画整理事業は即時撤回して、道の駅のような小さな 直売所を作る まずは持続可能なタネを埋めて、少しずつ育てていく これからのwithコロナ時代 ステロイド剤から漢方薬へのギア・チェンジが必要なんです!!





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