<反対討論>議案第70号
【野外活動センター条例の一部を改正することについて】
娘と行った星空観察会で頂いた手作りの星座盤
こういうのって、民間ではなかなかできない、民間にはない良さ
野外活動センター、そもそもの設立の目的は
①青少年の健全育成
②里地里山保全活動の拠点
①については、その役割を果たせているのではないか。
しかし、②については、市長の「表丹沢魅力づくり構想」と「行財政改革」が相まって
年間経費の約4400万円の赤字解消を含め、活性化を図りたい
この課題を民間に頼らず、我々でなんとか解決できないのか?
こういう課題解決型のやりがいのある、楽しい仕事まで民間になげたら、職員の「考える力」を弱め、ますます民間コンプレックスの強い組織になってしまうのではないか?
民間のノウハウを利用して、、、
指定管理者制度導入の際、よく聞くフレーズ
民間のノウハウって何?と思ってしまう
経営感覚?
活性化するための具体的なアイディア?
よくわからない、、、
これまでも活性化は試みてはきたが、交通の便が悪いなどダメだった、結果を出せなかったと聞いていますが、重要なのは、できない理由をあげることではなく本当にトライしたのか?ということ
少なくとも経営努力という観点から見れば、まだ何もやっていないのではないか?
西伊豆町営の「やまびこ荘」
廃校を利用したノスタルジックな町営宿泊施設
日帰り温泉も利用可能
テントサイト・・・1サイト(5m×5m)5,500円(1泊)
駐車料・・・1サイトにつき1台1,000円(1泊)、日帰り1台一日1,000円 温水シャワー・・・200円(3分)
野外活動センターキャンプ場
市外利用者800円
お風呂100円
研修棟の一泊の宿泊料金
市外利用者2400円
料金設定が安すぎる
また、活性化についても
泊まりに来て、アルコール禁止なんてあり得ない
交通の便の悪さだって、キャンピングカーが宿泊できるRVパークにするなど工夫は
できるはず
とりあえず、ネットで「秦野、宿泊」「秦野、キャンプ場」と検索したら楽天トラベルなど
のサイトで予約ができるようにするだけで、利用者は倍増するのではないか?
こんなの「民間のノウハウ」でもなんでもなく、使う側の立場になって考えるだけで、微調整を加えながら、試行錯誤やって行くだけ
普段、職員が行っている制度設計の方がよほど複雑な仕事なのではないか
<結論>
結果的に現在の歳入(使用料、物品等利用料を合わせて600万円)が、3000万円ぐらいになり、トータルで赤字が1000万円ぐらいになれば、民間会社に「青少年の健全育成」を委託するために支払うお金を考えれば、それで十分「御の字」ではないのか?
トップが方向性を何も示さず、民間業者に投げたところで、振り回されて終わるだけじゃないのか?
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