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respectohadano

財政の知識は共通言語

一月もすでに中旬ですがあけましておめでとうございます! すっかり間隔が空いてしまいました。

12月議会が終わって、年末は抜け殻状態になり、次の3月議会は予算を決める議会とあってこれまで少しずつ続けてきた財政の勉強を年明けから急ピッチで進めていました。


なんだかんだ言っても政治はやっぱりお金をどう動かすのか?が大きい。 それなのに財政について理解のある人は議員を含め、本当に少ない。 まずは根本的な実力を身につけるべく、僕は過去20年間分の秦野市の財政の分析を始めました。


選挙の時、「僕を議会の中に送り込んでくれたなら、僕に4年間という時間を与えてくれたなら皆さんにいろいろなことをきちんとわかる形でご説明できるようになる」と言った思いは今も全く変わらず。


僕が今インプットしていることは皆さんとも共有すべく、その一つが「財政白書」作りだと考えています。


少し長くなるのですが、、、

なぜ財政を学ぶのでしょうか?


今、地方財政に求められているのは限られた財源をいかに市民的に使うのか?これまで聖域的、既得権益的になっているお金の使い方を一つ一つチェックしていかに市民的なお金の使い方に変えていけるのか?


もう少し言うとこれまでの土木型・投資的経費型財政から環境・福祉・教育型の財政にいかに「ギアチェンジ」できるのかがこれからの秦野市だけではなく日本の政治の鍵になる。


もうそのことに気づいている人も多いはずなのに政治の世界は「しがらみ」や「慣行」で未だに変われずにいる。


だとすればお金の管理をもう人任せにするのをやめなければならない。それにはまずは地方財政における三権分立の確立が必要です。


市長(行政) 予算編成権 議会(立法) 予算議決権 市民(司法) 司法的役割


予算についても市民が積極的に参加していくことで首長の財政運営や議会での議論を監視していく。 そして、市民による財政白書の刊行こそがその役割を担う大きな動きだと言えます。 財政白書はまさにボディブロー。


また、市民が手づくりの財政白書を作成することによって、自治体当局も大きな刺激を受け、財政資料をわかりやすくするなどの変化も見られるそうです。

つまり財政白書を作ること自体が自治体を変える直接的な動きになるのです。


2001年から総務省の決算カードが公開されるようになったことでインターネットを使えば、誰でも簡単に自分の住んでいる街の財政状況を知ることができるようになりました。


スポーツ選手を取り巻く環境の向上(トレーニング方法や栄養管理の知識の向上)で最近の選手が次々と昔の記録を塗り替えていくように我々議員も年々進化していかなければならないのは当然です。


今年は財政の勉強会を立ち上げ、ネット上にも情報をアップしていきたいと思っております。


「財政の知識は市民と行政がお互いを理解するための共通言語」


去年の9月議会、初めての一般質問で僕が最初に話した内容(下記添付)です。



今年もどうかよろしくお願い致します。


添付写真は他の自治体の財政白書。 どうせ作るのなら内容はもちろん写真もデザインもこれまでにない斬新なものにしたい。



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