議案37号 秦野市表丹沢野外活動センター条例の一部を改正することについて
反対理由は、市民目線でのメリットを感じないから
【執行部の語るメリット】
1、効率的な管理運営
2、(指定管理者の自主事業による)サービスの向上
1、効率的な管理運営について
料金設定の区画を部屋又は区画単位とすること→これは管理運営する側のメリット
定員に満たない人数で利用する市民にとっては、実質的に、かなりの値上げとなる
また市内小・中学校の児童・生徒にとっては、学校単位で利用する以外は、「無料→有料」
となる
<主な使用料金(市民対象)の変更>
①テントサイト
1名1泊400円 → 1区画(定員5名)1泊4500円
②バーベキュー場(日帰り)
1名 200円 → 1区画(定員5名)2000円
③研修棟
1名1泊 1800円 → 1部屋(定員4名)1泊7800円
2、サービスの向上について
利用者にとって、どのようにサービスが向上するのか?
→ 現段階では企業秘密で具体的なサービスの向上策は明かされず
議案40号の反対討論でも話したように、指定管理者がリスクも共有しない状況で、自主事業によるサービスの向上策を積極的に行おうとするのか?本当に望めるのか?
市民目線でのメリットを感じない
そもそも「表丹沢の魅力作り」「青少年の育成活動」と二本柱、総花的になってしまった
ことが、良くない
二本柱になったことで、減免措置として指定管理料も高く設定され、実質的な財政削減効果もあまり期待できない
やはりリーダーが、どっちかに絞る、決断できないと、どっちつかずの政策になりかねない
表丹沢の魅力作りで、とにかく、外からの交流人口増を期待するなら、指定管理者の選定に
おいても、他の見方があったのではないか?
選ぶ方だって、二本柱だと減点方式になって「無難な業者」を選ばざるを得ない
そもそも自主事業によるサービスの向上とは、外からくる観光客向けに事業を展開するのか、それとも市民向けに展開するのかで、サービスの内容も料金設定だって変わってくるはずである
とにかくリーダーがしっかり決めない限り、全てが「中途半端」になって、今の秦野市政のように「結局、何がやりたいのかがわからない」という状態になってしまう
以上、反対討論
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