- respectohadano
決算不認定(安芸高田市)
【安芸高田市議会が令和3年度決算を不認定】
https://news.yahoo.co.jp/articles/af7ecdcaaf3539a73afcce56e10cc7fa03d01108
こういう情報は、自分の目で確かめるのが一番。
You tubeにあがっている反対理由の説明を聞いたけど、議員が原稿を読むことすらままならない状態で、数回は聴かないと解読は不可能。また議事録の公開までには、2、3ヶ月は要する。
https://www.youtube.com/watch?v=9FLmgRwzdo4
【再生時間1:29:05〜過ぎ】
まずはここに、市民が知ろうとしても、”壁”が立ちはだかる。
”壁”とは、議員の資質と議会局運営の問題である。
そこで安芸高田市役所に電話をして聞いたところ、主な反対理由は下記の三つ。
①広報誌の紙面の内容が不適切・正しくない。広報誌の作成費用約2000万円
②市が被告となる訴訟(裁判に関わる情報のため、特定の個人情報を公表するべきではないといった判断で、具体的な内容は明かされず)の関連費用(着手金・解決金の弁護士費用に合計66万円)への疑問。
③執行されなかった二人目の副市長人事予算341万円を他の事業に有効活用するべきだった。
安芸高田市の一般会計総額はおよそ200億円。額でいったら、全体(200億円)のわずか1・2%(合計約2400万円)で、決算を承認しないという考え方(枝葉の議論)自体がおかしい。反対するなら、財政をもっと俯瞰した視点で捉えた、本質を突く議論であるべきだ。
また、反対している個々の案件が、②を除き(もしかしたら②もそうかも知れないが)、市長vs議会の対立構造に関するものであり、自分たちの私情「好き・嫌い」を決算承認にまで持ち込むべきではない。
結局、政治は人間が行う所業である。しかし「言論の腑」にふさわしい議論が行われることが、市民にとってのメリットとなる。
生産性のない茶番劇など誰も望んではいない。
