今月26日から12月議会始まっております。
明日は、「新総合計画案の基本構想」について質疑を行います。
総合計画の基本構想とは10年に一度、今後の市政の方向性(ビジョン)を示す、とても
重要なものです。質問は3つまで。
先進自治体でもある宮崎県日南市の総合計画との比較でお話ができればと思っています。
以下、明日のメモ書きです。
<新総合計画案の基本構想について>
総合計画は、基本構想については10年、基本計画については5年ごとに作成されるもの
昔は地方自治法に計画を策定することが義務付けられていた
しかし、15年ほど前に法改正があり策定義務は廃止された
現在は策定するかどうかは自治体の自由、つまりその必要性だったり効果を感じて
いなければ別に無理して作る必要などどこにもない
総合政策課への事前質問
何のために作成しているのか?
誰のために作成しているのか?
①市民と共有
②指針、ビジョンを示す
①市民と共有
秦野市と日南市の比較 「分厚い」「薄い」 日南市の総合計画案の約8倍の量 「分厚い」ということがすでに問題 日南市は計画案を薄くした理由として、昔は市職員さえも目を通すことはほとんど なかった。そこでまずは多くの職員、市民が手に取ってもらえるように可能な限り 軽いものにしたそうです 質問① 実際、どれくらいの市民の方に読まれていると思うのか? 10人いたら何人ぐらいが読むとお考えか? 何割ぐらいの市民に読んでもらいたいという目標はあるのか? 質問② では、具体的にどうすればもっと市民の方とコンセプト(理念)を共有できると お考えですか? ②指針、ビジョンを示す
「分厚い」ということがすでに問題 「あれもやります」「これもやります」といろいろ書くから、分厚くなる (日南市)「創客創人」→4つのビジョン 「新しい需要=客を創り、その客を幸せにする仕組みが創れる人財を育てる」 ①住民による住民のための地域戦略 ②次世代育成戦略 ③働く場創出と働く人確保戦略 ④未来の暮らしを創造するまちづくり戦略 (秦野市)都市像「水とみどりに育まれ誰もが輝く暮らしよい都市(まち)」 →基本目標5つ ①誰もが健康で共に支えあうまちづくり ②生涯にわたり豊かな心と健やかな体を育むまちづくり ③名水の里の豊かな自然と共生し安心・安全に暮らせるまちづくり ④住みたくなる訪れたくなるにぎわい・活力あるまちづくり ⑤市民と行政が共に力を合わせて創るまちづくり (具体的な内容を指摘する) わかりづらい時点でダメ わかりづらさの原因はあれもこれも盛り込みすぎ、総花的 質問③ わかりやすく書くことが重要だという認識はあるのか? 実際の文を読んで、市民にとってわかりやすい文章だと思うのか? 一つの基本目標にいつくもの要素を盛り込み過ぎ、さらなる「選択」と「集中」が 必要だとは思わないのか?
(写真)左が秦野市の総合計画、右が日南市の総合計画
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