よくテレビで見る国会の野党のように、僕には役人の「失言」を糾弾するような趣味も時間もない。糾弾して、現実が少しでも変わるのであれば(昨日の場合、少人数学級が実現するのであれば)いくらでも糾弾するのだが、、、
秦野市議会でもベテラン議員が職員の答弁に、突然怒り出す(糾弾する)というようなことが度々、起こる。
大切なのは、怒るだけの根拠であって、「けしからん」という感じの一人プレイの怒りは、生産的ではなく、真摯な議論をしようとする職員の意欲を削ぐだけだ。
しかし、昨日の一般質問での教育部長の答弁。
「教員の残業は、自己研鑽のため」
今回の質問の準備のために、僕は幾度となく課長レベルの職員にヒアリングを行った。教育委員会には、元学校の先生も多く、現場を知る彼らは、教員のブラックな労働環境を十分に理解し、解決したいと思っている。
しかし、昨日の部長(元教員ではない)の一言には、完全に面をくらった。
「教員の残業は、自己研鑽のため」
この言葉を現場の先生たちが聞いたら、どう思うのだろうか?
あまりにも現場との「温度差」があり過ぎる、、、
そんな現場のことを全く理解していない人間が、本当に管理職であるべきなのか?
来週中には、動画がアップされるので、もう一度しっかり確認してから考えたいと思う。
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