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内部告発(その2)

respectohadano

前回、6月30日に秦野市役所内でのいじめやパワハラに関する内部告発文書ブログ上で公

開しました。


今回はその続きで、新たな内部告発文書(続き)が送られてきました。


今回は個人のイニシャル(氏・名)付きの文書だったので、個人情報保護の観点から、そこは黒く塗りつぶしての公開となります。


前回同様、僕は調査員でも警察でもないので、ここに書かれていることが事実かどうかは

わかりません。


しかし、こういう問題はとにかく「公開」「公表」することが、その解決への第一歩であると考えます。


前回のブログを書いた後、僕は人事部の方にヒアリングを行いました。


告発の内容が事実かどうかわからない

秦野市にはきちんとした相談窓口がある

実際に相談しに来る人もいる

管理職が何もいえなくなるような職場にはしたくはない


というようなもので、僕はこれらを聞き、下記のように思いました。


・秦野市は約1,000人もの職員を抱えているのだから、しっかりとした「内部通報制度」を庁内に確立しなければならない


・これを良い機会にしなければならない


職員が1,000人もいれば、問題が起こるのは当然です。

大切なのは、こうした問題が起こった後に、組織としてどうアクションを起こしていくのかの一点に尽きる。


残念ながら、(今回の告発文書によれば)今のところ秦野市役所は何の行動も起こしていない。


何もしない、もしくはせいぜい周りの職員数名にヒアリングを行った程度のアクションでは、それは組織として最低レベルの対応だと思います。


内部通報制度には、次の3点の点検が必要だと考えます。


1、内部通報制度の存在は認知されているか

2、内部通報制度は信頼されているのか

3、内部通報制度は機能しているか


今回の件で、市側が何もしないとしたら

周りにいる職員は、この制度に対してますますの不信感を抱き、この制度の機能不全を思い知ることでしょう。そして、こうした悩みを抱える職員は、ますます自分の殻に閉じこもり、今後さらに深刻な事態を引き起こす原因となるかもしれません。


「管理職が何もいえなくなるような職場にはしたくはない」


という昭和の名残、考え方とはいち早く決別して、内部通報制度をシステムとして浸透させることが大切です。


とりあえず、全職員に対し、メールでアンケート調査を行うことから始めてみてはどうでしょうか?






 
 

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