「2020年までにリーダー層の女性を30%にする」
これは2003年当時の小泉政権が掲げた目標だが、厚生労働省の2018年の調査では、女性の管理職比率(課長級)は11.2%
ここ10年で倍近くになったとはいえ、その歩みは世界標準から大きく後れをとっている
世界経済フォーラムの男女格差の最新国別ランキング(2020年ジェンダー・ギャップ指数)日本は153カ国中121位と過去最低の順位
日本の総合順位が低い理由に、政治分野での女性進出144位はもちろん、女性の管理職の割合が131位と低かったことがあげられる
日本政府も改善には取り組んではいる、例えば2015年8月女性活躍推進法
301人以上が働く職場の雇用主は、自発的に管理職女性比率を把握し、増やすための計画を都道府県の労働局に提出することになった
しかし、ランキングは相対評価、他国は日本以上にジェンダー・ギャップにおける取り組みで成果を出している
人は誰でもバイアス(偏り)を持っている 女性に対して、協調的で、愛想がいいことを期待するバイアスを持っている 仕事において、女性は「主張しない」ほうが部下や同僚として好まれる<続く>
12月議会の一般質問では「ジェンダー・ギャップについて」話す予定です
これはすごいよくわかる。
男女に限らず、若者が積極的な発言をしたら、保守的な管理職に嫌悪感を持たれて、遠巻きにされて、仕事がしづらくなって、発言ができなくなる。
それが組織の硬直化に繋がるだけじゃなくて、発言できない若者が将来管理職になることで、結局保守的な人になるという悪循環になるんだよね。