熱のない原稿の読み合いを聞かされるのは、あまりにもつらい。
一般質問を現行の「通告制度」から「ガチンコ方式」へ変更できないものか?メリットは意外と多い。
・いつどこでどんな質問が飛び出すのかがわからないから、職員はいつ自分に質問が振られるのかがわからず、場の緊張感が一段と高まり、居眠りする議員や職員の数が減少する
・相手の話をより集中して聞かなければならず、議員や職員の資質の向上につながる
・原稿を作成する職員の残業時間が大幅に減る
・より本音の出る議論が展開できるので、聞いていて面白く、傍聴者も増える
・ガチンコ方式と同時に、市長ら職員が議員に逆質問できる「反問権」を導入することで、議論が活性化し、一方的にただ言うだけ、お願いするだけ、怒るだけだった議員の資質が今まで以上に問われることになる
今の議員や職員は、原稿ありきのスタイルにあまりにも慣れ過ぎてしまっているため、原稿なしだと、最初は猛烈な不安にかられることだろう。しかし、そんなの単なる慣れの問題だと思っている。ぜいぜい3、4回ぐらい原稿なしでの質問や答弁をすれば、意外といけるということに気がつき、徐々に個々の受け答えする能力、コミュニケーション能力も磨かれていく。そういえば、先日亡くなられた露木議員はガチンコスタイルだった。
最後に話は変わりますが、露木議員は”温かい人”でした。
政治の基本は”温かみ”にあるべきだと僕に教えてくれた政治家でした。
御冥福をお祈りするとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
都議会では一部ガチンコにしているし、ありじゃないかと。
部長職も自分達の仕事を分かっているだろうから、そうした方が職員の残業も減るし、密の濃い労働時間になるよね。