昨日は一般質問最終日。
他の議員や執行部が語る街づくり・にぎわい作りの話に、全くリアリティを感じなかったので一言。
地方において、「にぎわい」を作る最大のポイントは、プレイヤー(人材)だ。
まずは現地に住むプレイヤーを増やさない限り、良い自然環境だって、素敵な空き店舗だって、それを活用する人材がいなければ、何も始まらない。
企業誘致も含めた「表丹沢の魅力づくり」
「小田急線4駅周辺のにぎわい創造」
これらは現市長の掲げるリーディング・プロジェクトだが、企業誘致するための税制優遇措置だったり、レストハウスを作ったり、大山と鶴巻温泉を結ぶバスを運行したり、都市計画道路(菩提・横野線)を作るための区画整理事業だったり、いずれも「外需」に期待した政策である。そうではなく、定住人口増による「内需」の高まりにこそ、選択と集中を行うべきだ。街に「にぎわい」を作りたいのなら、「移住・定住促進+子育て・教育環境の充実」の二階建て(「こどもの国はだの」)で、まずは子育て世帯の転入を促すのだ。
財政的にも自主財源増加の見通しが立たない今は決して「攻める」時ではない。基本的に道路やハコモノなどは老朽化による建替えや、維持・管理だけで手一杯のはずだ。それよりも投資先を「人に焦点をあてたソフト政策」へ転換し、自主財源の確保に努め、体力の回復及び定住人口増をはかる時期。まずは足元から。
それは同感である。
例で示されていたが明石市がいい例である。
秦野市はどうやって持続可能性がある自治体にしたいのか、本当にさっぱりわからない