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  • respectohadano

「地産地消と学校給食について」原稿②

地産地消とはいっても、小学校給食費3.8億円のうち、地元の農家や生産者に落ちるお金は、たったの1千400万円。これで地産地消やっているとは言えない。


どうして菩提で、良質なパン用小麦がとれるのに、すぐ隣の、北学校の給食のパンの 小麦がアメリカ産なのか?


20ヘクタール、農家戸数約25軒、予算6千400万円で 秦野市の全小・中学校の学校給食100%有機米は実現できる!


<原稿>


②地産地消について


先ほどのレベル2の話、地産地消を推進して、学校給食で動くお金をいかに

地元農家に落とすことができるのか?

ここが問われている、それではどのくらいのお金が動くのか?


質問④ 平成30年度の小学校給食費は、1食あたり256円(月額4,300円) 小学校の児童約8千人に、年間およそ185回提供、総額約3億8千万円 食材購入方法別に、それぞれ内訳はどのようか? 回答④ 平成30年度に、神奈川県学校給食会への総支払額は、米やパン、麺類のほか、 牛乳などを合わせて、約1億4,650万円、青果の支出額は約4,550万円、 それ以外の肉や魚といった食材支払額は、約1億8,840万円で、 合計3億8,040万円でした。  それでは、この3億8千万円の一体いくらが、地元の農家や生産者に落ちるのか?


①神奈川県学校給食会の1.5億円、これは違う


②青果の約4,600万、うち地場産率は31%なので、

単純計算すると 1,426万円はそう、残りの3,174万円は市外


③肉や魚などそれ以外の食材の1.9億円

これは仕入業者が市内か市外で違うだけで、地元の農家、生産者に落ちるお金ではない


地産地消とは、地元で生産されたものを地元で消費すること

つまり3.8億円のうち、地元の農家や生産者に落ちるお金は、たったの1千400万円


そこで、まずは神奈川県学校給食会の1.5億円分をなんとか地産地消にできないのか?


質問⑤ 米、パン、牛乳などを神奈川県学校給食会から調達しているのはなぜか? 回答⑤ 県下の各自治体で、共通して使用する使用頻度の高い食材については、安全性の確保 をはじめ、安定的な供給やロット数が大きくなることで価格を抑制できるため、 神奈川県学校給食会から購入しているものです。 (1)食品の安全性 

(2)安定的な供給 

(3)価格の抑制  それぞれ見ていきたい 1、食品の安全性  質問⑥ 神奈川県学校給食会は、なるべく地産地消のものを進める方針を謳っているそうですが 例えば小麦、学校給食のパンの小麦は、どこ産なのか? 回答⑥ ご質問の、神奈川県学校給食会が購入する小麦粉ですが、国内の小麦の生産量が低いこと から、現在、カナダ産小麦を中心にアメリカ産を含めた、輸入麦100%を使用しています が、残留農薬検査の実施や、遺伝子組換え品種は使用しないなど、安全面に配慮した 規格を設け購入しています。 質問⑥−2 輸入麦100%ってすべて外国産ということですか? 回答⑥−2 ポスト・ハーベスト(保存料入り)の外国産小麦 ポストは「後」、ハーベストは「収穫」のことで、収穫後の農薬処理をさす 日本では農薬のポスト・ハーベスト処理は認められていないが、外国産農産物では 収穫後の輸送・保存時における品質保持のために農薬処理が行なわれる 以前、タウンニュースで菩提の小麦農家さんの記事を読んだ 秦野市の小麦は年間20トンの生産量を誇り、神奈川県一の「麦どころ」 2016年、秦野産小麦の地産地消を目指して、秦野小麦出荷組合が発足 品種も「ゆめかおり」に統一して、農家同士が切磋琢磨し、生産性の向上に つなげたそうです 「ゆめかおり」は、パンづくりに適したグルテンを多く含むパン用小麦 質問⑥−3 神奈川県学校給食会から調達する理由の一つに、食品の安全性があった 外国産小麦と顔の見える菩提の農家さんが作った小麦、どちらが安全だとお考えですか? 回答⑥−3 2、安定的な供給  質問⑦ 神奈川県学校給食会は、給食用のパンの小麦を、どのように購入して、パンに製造して 配送しているのでしょうか? 回答⑦ 神奈川県学校給食会では、子ども達に安全安心でおいしいパンを安定的に供給するため、 大手製粉会社から入札により原材料である小麦粉を一括購入し、購入した小麦粉は、 原材料として委託契約している複数のパン製造業者に持ち込み、パンの製造と各校への 配送を委託しています。 このような大量生産・大量消費が前提のコスト重視の生産・調達方法が、安定的な供給に つながっている面は、今のところ、あるのでしょう しかし、今後の地球温暖化による自然災害の甚大化の影響を考えれば、これだって わからない 今我々に求められているのは、グローバリゼーションからローカリゼーションへの流れ どうして菩提で、良質なパン用小麦がとれるのに、すぐ隣の、北学校の給食のパンの 小麦がアメリカ産なのか?という純粋な疑問 すぐ近くで獲れるのに、わざわざ遠くから、保存料を入れて、CO2を多く排出し、 給食費の一部をアメリカやカナダに支払っている これ、昔の戦国武将がみたら、怒られますよ 「植民地じゃ、ないんだから」って伊達政宗に怒らますよ もう一つ、米の例で考えてみましょう よく聞く話に、秦野の農業は都市型農業で小規模だから、学校給食に米を提供したら、 市場に出回る分がなくなってしまうのではないか?本当でしょうか? 質問⑧ <令和2年度> 小学校給食で使われた米の量 64トン 秦野市全体の米の生産量  404トン この64トン分の秦野産のお米を学校給食用に使うことはできないのでしょうか? 回答⑧ 秦野産の米の流通につきましては「農協への出荷」「農業者から事業者への直接販売」 「自家消費」など様々な方法で流通しています。 令和2年産米として農協に集荷され、全農かながわに出荷された数量は約97トンで、 そのうち、約64トンが小学校給食用として県内他産地の米とブレンドされ、 神奈川県学校給食会に納入されています。 数字上では、秦野産で小学校給食分を賄えることになりますが、県全体としては 県内産の米で全てを賄うことができない状況にある中、全農かながわや神奈川県 学校給食会が連携し、できる限り県内産を供給できるよう取り組んでいる状況にあります。 その中で、秦野産だけ切り分けて納入することとなると、既存の供給システムに支障が 生じる可能性もありますので、関係機関との調整等が必要と考えます。 既存のシステムを一部でも変えようとすると 既得権を背景にした関係者の反対があるのは当然でしょう しかし、米の地産地消を進めるのなら、既得権との話し合いは必要 資料③をご覧ください 千葉県いすみ市 学校給食のお米は地元の有機農家から調達、4年かかって100%有機米を実現した 2014年度  4t  農家戸数 5件 2018年度 42t  農家戸数23件 最初は手探りで、草だらけ、そこから勉強して、5、6年で結果を出している 学校給食という安定的な需要がそこにあるわけだから、これをチャンスとして捉え、 地元農家の収入アップへとつなげる 学校給食を地元の農家にとってのベーシックインカムとできるような方法を考える 資料④をご覧ください いすみ市の場合、有機米と慣行米との差額を一般財源で補っている 地場産有機米の学校給食には、自治体独自の財政的支援が必要 いすみ市では、1kgあたりの差額を、147円で計算 これをもとに、秦野市の小・中学校で全量有機米を使用した時の給食費値上げ分 (つまり有機米と慣行米との差額)を試算してみました 年間でおよそ2千400百万円 資料⑤をご覧ください いすみ市の個人農家さんのモデル事例 有機米販売収入がそれぞれ、467万、185万、223万 「秦野で有機米をつくれば、学校給食の食材として、市が買い取ってくれる、 慣行米との差額も補償してくれる」となれば、新規就農者も徐々に増え、 農家戸数も増えてくる 3、価格の抑制 質問⑨ 小学校給食の米(64トン)を、神奈川県学校給食会を通して調達すると、 どのくらいの価格抑制につながっているのか? 回答⑨ あくまで参考となりますが、じばさんずで販売している「はるみ」の価格は1キロあたり 380円から390円ですので、64トンに換算するとおおよそ2,500万円弱となります。 現在、小学校給食で使用しているのは「はるみ」をはじめ、県内産のブレンド米に なりますが、1キロあたり330円で購入していることから、おおよそ2,100万円となり、 この価格で単純に比較すると、神奈川県学校給食会を通じて調達することで、 約400万円の価格抑制に繋がっているものです。 それでは、神奈川県学校給食会からのお米の調達をやめて、地場産有機米を100% 学校給食に使用すると、トータルで一体いくらかかるのか? 1キロあたり390円で計算すると、 小学校  64トン  2,500万円 中学校  40トン  1,500万円 合計  100トン  4,000万円 これに先程の有機米との差額分2千400万円を加えると、 合計で6千400百万円で、市内全小・中学校の全量有機米が実現できてしまう 僕は常々、「ハードからソフトへ」と言っている 「戸川土地区画整理事業のようなハード事業には大金を使って、こういう本市の 持続可能性に関わるようなところには、財源がございません」じゃ、話にならない こういうところにこそ、お金を使わなければならない それで「農」の担い手不足、耕作放棄地の増加、里山の荒廃、鳥獣被害の問題が 少しでも改善されるのであれば、この6千400万円なんて安い! 戸川土地区画整理事業46億円のわずか1.4% とにかく財源としては、桁が二桁ちがう <結論> 地産地消とは結局のところ、 市内で収穫できるものは、農家と直接作付け契約を結ぶということ 質問⑩ 100トンの米を生産するには、どのくらいの作付面積が必要なのか? 回答⑩ 現在、主要な品目となっている「はるみ」で申し上げますと、10アールあたりの収量は およそ500キロですので、100トンを生産するために必要な面積は、20ヘクタール となります。 資料③にもどる 20ヘクタールだと、農家戸数は約25軒、予算6千400万円 これで、秦野市の全小・中学校の学校給食100%有機米が実現できる! 20ha分の学校給食用有機米の作付け契約 農家と直接契約するのが難しいのなら、第三セクターのような組織を作っても いいでしょう スタート時に「量」の不安があるのなら、上小学校から始めればいい 上小学校の給食  1日 約100食分 南小学校の給食  1日 約1,100食分 中学校給食    1日 約4,500食分 できることから、少しずつ確実にやっていけばいいんです!







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おしゃべり会

今月のおしゃべり会です。 「令和6年度予算について」 「上小学校給食への地元産有機米の導入について」 「各会派の動きについて」 など、テーマは自由。 市内・外関わらず、お気軽にご参加ください。 日時:4月11日(木)18時〜20時 場所:手打そば くりはら(神奈川県秦野市渋沢2098)

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