下記の動画がすごくわかりやすかったです!
農林水産省「みどりの食料システム戦略」(有機農業分野)
これまで「有機農業」のメリットとして主に言われてきたのは、安全面。
農薬を使用しなければ、子供のアトピーなど改善するというような消費者側の視点。
そこに
CO2排出抑制などの脱炭素、生物多様性など地球環境規模の視点が新たに加わった。
二本柱になった、これはすごく大きいこと。
計画には、2050年までにオーガニック市場を拡大し、有機農業の作付け面積を現在の0.5%から25%にすると明記されています。
<秦野市の場合> 有機農業の経営耕地面積を2050年までに
7ha → 107ha (約15倍)
新規就農者の2割〜3割は何らかの形で有機農業へ取り組んでおり、若い世代、新規就農者の確保の面からも、今後は自らが望む農業ができるように有機農業に取り組みやすい環境を整えていくことが重要。
一方で地主さんや慣行農業の生産者にとって、有機農業へのアレルギーは予想以上にあるようです。
これも0、10の議論ではなく、あくまで経営の一つの選択肢としての有機農業。
「農」の担い手不足の問題がいよいよ深刻化される中、
有機農業の経営耕地面積107ha(約15倍)への取り組みは、相当に高い目標。
まずは有機市場を拡大する、地元のものは地元で消費する、オーガニックな学校給食を小規模から実現するなどの取り組みが大切であると考えます。
戸川土地区画整理事業の代替案。
産業利用促進ゾーン(約15ha)を「(低農薬・有機)地産地消型地域農業振興拠点施設」として、直売所、農家レストラン、新しい生産技術と新作物や新品種を実証展示する畑、市民農園、中級者用貸し農園、上級者用研修ハウス、米麦栽培展示圃場、学童農園など、ここを拠点に販売や飲食施設を設けて地産地消を推進し、(低農薬・有機)地域農業の振興に結びつける。
これについては、皆さんとも意見交換をさせて頂いた上で、またじっくり書きたいと思います。ご意見ありましたらお気軽にご連絡ください。
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